僅か52グラムに進化を遂げたウルトラライト・ウインドシェルジャケット!
超軽量ながらペースの速いファストトレッキングにおいて必要とされる「通気性のあるウィンドプロテクション」であるフェザーライトウィンドプルーフがおよそ半分の重量で進化を遂げました!
携行しても重さを感じないくらい軽い!ので、ファストトレッカーをはじめ、ロングトレイルのULハイカーやアルパインクライマーなどのミニマリストにもオススメなアイテムです。
<最新鋭のウルトラライト素材>
超軽量で、耐風性、通気性、撥水能力に優れ、アウトドアフィールドで適応する耐久性を備えたウルトラライト Pertex® Quantum®ファブリックを使用。
生地にコーティングやラミネーションを施すことなく、マイクロファイバーナイロン糸を使った高密度の”織り構造”により得られる「耐風性」と湿気を通す「通気性」を併せ持ちます。フィールドにおける冷たい風を防ぐと同時に蒸れを解消し、汗冷えによる体温の低下を予防することで「快適で安全な山行」をアシストします。
また、PFCフリーの耐久撥水加工が施されており、雨滴を弾き、速乾を促す性質を持ちますので、アウトドアでの過酷な環境下で身体を保護する性能に優れ、汚れも付きにくくなっています。
<ポケッタブル仕様>
襟の後ろにある専用ポケットに自らを収納できるポケッタブル仕様なので、スタッフサックも不要です。
<超軽量デザイン>
脱着しやすく体温調整が容易なフルジップスタイルながら、超軽量なパーツを厳選。
袖口や裾には体温を逃がさず風の浸入を防止するタイニーエラスティックギャザーを備え、全体に動きを妨げない立体裁断を採用しています。
余分な装備や無駄なカッティングを可能な限り廃し、シンプルかつ合理的なデザインに仕上げました。
<PFCフリーDWR撥水加工>
生地には環境に配慮したPFCフリーの耐久撥水加工が施されており、雨などの水滴を弾いて染み込みを大幅に防ぎます※耐水ではありません。
耐久性の高い撥水加工であるDWRは、複数回の洗濯にも耐える優れた撥水加工ですが、シーズン着用後に性能の劣化を感じた場合は、撥水スプレーを使用してメンテナンスを行う事で再び初期性能を回復させることができます。
《オススメポイント》
防水シェルなどのラミネートやコーティング生地の防風ジャケットと比べて、フェザーライトナノ・ジャケットなら耐風性が有るのに圧倒的に軽くてコンパクト。ウレタン系の素材を使用していないので、紫外線や湿気による経年劣化にも強く、ケア性にも優れています。
素材による高い機能性と同時に、動きやすく無駄のない身体に沿った立体的なシルエット、レイヤリングしやすい低く抑えた襟周り、合理的なポケッタブル機能、風の浸入を抑えたテーパード&ギャザーリングされた袖口と裾など、ファストトレックに必要な機能性をしっかり備えながらも、全重量を抑え、優れたコンパクト性を持つデザインを採用した次世代の防風シェルです。
Fit:Trim - Close-fitting for fast-moving, active users with added articulation(ランニングなどのよりアクティブな行動に適した、テーパードしたフィット感)
【重量】
52g
【素材】
Ultralight Pertex® Quantum® with PFCフリーDWR(10D リサイクルナイロン100%)
【機能】・耐風
・通気性および透湿性
・PFCフリーのDWR耐久撥水
・フィットを重視した低めの襟周りのデザイン
・動きやすさを追求した立体裁断によるアーム&肘のデザイン
・ポケッタブル機能
・YKK®フロントファスナー
・ファスナーの当たりを防ぐチンガード
・エルゴノミック・デザインのジッププラー
・エラスティックギャザーを備えたスマートなシルエットの袖口
・外気の浸入を防ぐタイニーエラスティックギャザーを備えた裾
・胸ロゴ、背面にリフレクタープリント
Featherlite Nano Windproof Jacket(フェザーライトナノ ウィンドプルーフジャケット)カラー/Stone Blue
「PFC」とは撥水加工に使われてきたフッ素化合物です
PFCとは、英語で「Perfluorocarbon(パーフルオロカーボン)」のことで、長年撥水加工に使われてきたフッ素化合物のことです。物質同士を結合させにくい性質があるため、水や油、汚れを弾く機能を持たせるのに重宝し、アウトドアウェアやレインウェアにもながらく採用され、特に耐久撥水加工において高い効果を発揮してきました。
PFCは加熱や油分に強く、メンテナンスがしやすいのも特徴。洗濯やクリーニングへの耐性があり、汚れやすいアウトドアウェアの性能を維持しやすい点もポイントです。「PFC」に含まれる「PFOA」が規制物質に
2000年代以降、PFCによる、環境や人体への悪影響が指摘されるようになりました。中でもPFCに含まれる「PFOA(ペルフルオロオクタン酸)」は、残留性が高く、生物蓄積性を有するとして環境規制を受けています。※ストックホルム条約(POPs条約)では、2019年5月にPFOAを廃絶物質に追加。国際的な取り組みを強化しているのが現状です。
いよいよPFCフリーへ
PFCフリーが求められる背景としては上述した通り、PFCに含まれる物質が環境や人体に悪影響を与えることが明らかになったからです。着用する分には危険性がないものの、製造工程での汚染や廃棄後の残留などが懸念され、その残留性の高さから「永遠の化学物質」とも呼ばれています。
米国環境保護庁が「PFOA自主削減プログラム」を発表したのは2006年のこと。世界の大手フッ素化学品メーカーに対し、2015年までにPFOAの全廃を求めました。自主規制の動きが広がるなかで、2019年には、ストックホルム条約でPFOAが廃絶物質に指定され、以降撥水加工においては、PFCに頼らない撥水加工技術の開発が求められています。アウトドアメーカーによるPFCフリーへの取り組み
性能が高く、使い勝手がよいPFCを、妥協のない形でPFCフリーに切り替えるのは困難を極めます。しかし、近年は、専門的で熱心なブランドの継続的な努力により、PFCフリーの開発や採用が進んできているのが現状です。モンテインも積極的にPFCフリー素材を採用しています。