ISPOアワードを受賞した90%以上リサイクル素材だけで構成された、機能性と耐久性を兼ね備えた「未来志向の防水ジャケット」
モンテイン®ソリューション・ウォータープルーフジャケットは、PFCフリー(セカンドライフ・パフォーマンスを実現)の撥水加工と、100%リサイクル素材でつくられるPERTEX SHIELD REVOLVEの採用、そして染色には50%の節水を可能にする溶液を使用、ジッパーやアジャスターにもリサイクル素材を使用するといったサスティナブルへの取り組みを徹底した実験的なアイテムです。
私たちは、様々な角度から環境への影響を軽減する事を目標に開発に挑戦しました。
そして、流行に左右されないTimeless/タイムレスなデザインを採用することで、何シーズンにも渡って長期間愛用して頂けるような根源的なサスティナブル・アイテムを目指しました。
機能性にも妥協はありません
受賞歴のあるタイムレスなデザインはアウトドアアクティビティーにおいて合理的で、動作を妨げず様々な環境変化から身体を保護してくれ、アウトドアで要求される耐久性に優れた素材と組み合わされています。
最新の技術を導入して開発された3レイヤー素材は、サスティナブルな要素を沢山備えながらも、耐水性、耐風性、透湿性に優れた性能を発揮します。
そのほか装備では、嵩張りを抑えたYKK®アクアガードジップ®&ラミネーション加工が雨滴をシャットアウト。デュアル・スライダーが通気性を向上させる革新的なデュアル・ファンクション・ベンチレーションハンドポケットを装備して快適性を向上させています。
立体裁断の袖はトレイルが険しくなると体に合わせて動き、フロント調節可能なピーク補強付きフードはヘルメットやビーニーの上からでも着用できるデザインを採用していますので本格的な山岳アクティビティーにも適応します。
ISPOアワード2023を受賞
ISPOアワードは、スポーツ業界全体の製品とサービスの革新性を表彰するもので、この分野のパイオニアを称えるものです。
モンテイン ソリューション・ジャケットは、その性能に妥協することなく、あらゆる要素を慎重に検討し、何年もかけて開発されました。私たちは、この製品が国際的に認められたことを大変嬉しく思っています。
ソリューション・ジャケットは、一般的なトレッキング、ハイキング、ウォーキング、キャンプ、トラベルなどアウトドアアクティビティーの広範囲でお使いいただけます。
Fit: Regular - Standard fit for core outdoor activities(様々なアウトドアアクティビティーに適したスタンダードなフィット感)
【重量】
460g
【素材】
PERTEX® SHIELD® REVOLVE(フェイスファブリック: 50D リサイクルポリエステル100%製、メンブレン:リサイクルポリエステル75%, Virgin Solid Hydrophobic Polyester親水性ポリエステル 25%)耐水圧20,000mm/24h MVTR水蒸気透過率 12,000g/m2/24h B1法、バッカー/裏地: 20D リサイクルポリエステル100% トリコットニット)
【機能】
・完全シームシーリング仕様・雨天での視界を確保する芯材内蔵のフードピークを備えた調整式立体フード(後頭部にエラスティックギャザーを装備)
・悪天候下で重宝するミッドハイトカラー
・浸水を完全に防止するYKK AQUAGUARD ®止水ファスナーと内蔵したストームフラップ
・デュアルスライダーを備えるYKK® AQUAGUARD ®止水ファスナーを採用したデュアル・ファンクション・ベンチレーションハンドポケットがベンチレーションも兼ねています。
・ボリュームを抑えたシェイプとベルクロタブを備えた袖口
・片手で調節可能なプラー&コードロックを備えたドローコード内蔵の裾
Solution Waterproof Jacket(ソリューション ウォータープルーフ ジャケット)カラー/BLACK
「PFC」とは撥水加工に使われてきたフッ素化合物です
PFCとは、英語で「Perfluorocarbon(パーフルオロカーボン)」。撥水加工に使われてきたフッ素化合物のことです。物質同士を結合させにくい性質があるため、水や油、汚れを弾く機能を持たせるのに重宝し、アウトドアウェアやレインウェアに長年採用され、特に耐久撥水加工において高い効果を発揮してきました。
PFCは加熱や油分に強く、メンテナンスがしやすいのも特徴。洗濯やクリーニングへの耐性があり、汚れやすいアウトドアウェアの性能を維持しやすい点もポイントです。「PFC」に含まれる「PFOA」が規制物質に
2000年代以降、PFCによる、環境や人体への悪影響が指摘されるようになりました。中でもPFCに含まれる「PFOA(ペルフルオロオクタン酸)」は、残留性が高く、生物蓄積性を有するとして環境規制を受けています。※ストックホルム条約(POPs条約)では、2019年5月にPFOAを廃絶物質に追加。国際的な取り組みを強化しているのが現状。
いよいよPFCフリーへ
PFCフリーが求められる背景としては、上述した通り、PFCに含まれる物質が環境や人体に悪影響を与えることが明らかになったからです。着用する分には危険性はないものの、製造工程での汚染や廃棄後の残留などが懸念され、その残留性の高さから「永遠の化学物質」とも呼ばれています。
米国環境保護庁が「PFOA自主削減プログラム」を発表したのは2006年のこと。世界の大手フッ素化学品メーカーに対し、2015年までにPFOAの全廃を求めました。自主規制の動きが広がるなかで、2019年には、ストックホルム条約でPFOAが廃絶物質に指定され、以降撥水加工においては、PFCに頼らない撥水加工技術の開発が求められています。性能が高く、使い勝手がよいPFCを、妥協のない形でPFCフリーに切り替えるのは困難を極めます。しかし、近年は、専門的で熱心なブランドの継続的な努力により、PFCフリーの開発や採用が進んできている現状です。